デクの馬主になるまでブログ

G1馬主になれるかな?

ジャスティンの勝利で感じた予想の穴

東京スプリント競争では、ジャスティンが2着以下に1馬身差離す快勝で幕を閉じた。

僕がどちらに本命を打ったのかといえば、コパノキッキングだったわけなのだが。

最終オッズはコパノ1.6倍、ジャスティン5.7倍とどちらが美味しいオッズだったかといえば、明らかにジャスティンだったわけなのだが、確実性をとってコパノにした。

まあ、そもそも競馬に「確実」なんてものは存在しないんだけれど。

世に言う鉄板とは、その発言をするひとの「覚悟」を表しているだけなのだ。

 

先入観の罠

コパノキッキングとジャスティンのどちらを本命にするべきかを悩み、コパノキッキングに決めたのは何故か。

理由は以下。

・コパノキッキングは重賞制覇経験はあり、大井1200mの実績もある。

・今回のメンバーを見渡す限り、連対は外さないはず。

 

これだけで転がし候補の1頭に挙げるには十分だった。

 

対して、なぜジャスティンを選ばなかったのか。

・ダート重賞の経験は無し

・初ナイター

・初地方

 

では悩むまでもなかったのでは?とも思えるけれど、ジャステインの枠が悩ませた。

ジャスティンはダート転向後、OPまで駆け上がって行った。

ジャスティンの持ち味は、圧倒的な逃げ足。

そして逃げをさせまいとするライバルの裏をかく番手からの差し切り。

とにかくゲートを決めた時の力が圧倒的なのだ。

しかし、裏を返せばスタートで躓くと脆いと言う一面を持つともいえた。

それもある条件下においては、かなりの高確率で出遅れてしまう。

 

その条件とは、ダートスタートのレース。

ダートスタートとなると、スタートが決まらないことが多くあるのだ。

僕は最内枠でのレースでの出遅れは、致命的。

出遅れ、包まれそのまま終了と言うことを恐れた。

 

しかし、その不安は裏切られることとなる。

ジャスティンはスタートはそこまで良いわけではなかったが、二の足での加速でハナに立ちそのまま逃げ切り。

迫りくるコパノキッキングの追撃を物ともせず、圧勝を決めるのであった。

 

僕は完全に見誤っていた。

1度ダートスタートで圧勝しているレースがあったのだけれど、その時は大外からのスタート。

その時のスタートを映像で見ていたら分かることだったのに。

地方交流の今回のメンバーで、多少のスタートの悪さなら逃げを打つことは可能だった。

 

芝スタートじゃなければスタートで全て決まってしまう。

そう思い込んでしまったのだ。

 

ちゃんと見とけよー。と言っても後の祭りなのだけれど、今後の予想で同じ過ちを犯さないために備忘録として。